イルガチェフェG-1ウォッシュド


登録日: 2023/12/22 投稿: 土肥原 ..様

何故か煎ムラが凄い

一ハゼが起きてから、ダンパーを全開にし、ガス圧も絞り、しばらく煎りムラ慣らしをしていますが、表面のコゲが凄いことになります。 私の技術不足なのかもしれませんが、少なく見積もって3割はムラができます。 研磨で表面が焦げやすくなってる?
その点がとても残念に思いました。
3割を取り除き飲んだ味は格別で流石でした(2020/08/23投稿)
【店長より】
熟度が高い同商品は、茶色い色の素となる糖分も高いので、一般の豆よりも色づきは早くなります。
焙煎が難しい豆になるかと思いますが、原理が分かれば、煎りムラは技術でカバーできます。
色の変化は化学変化なのですが、温度をあまり上げずに時間だけかけていくと、温度上昇が遅れた色の薄い豆が、
まわりの先に進んだ色の濃い豆の熱を奪い、近づいていきます。この差が分からなくなったら、煎りムラがなくなっています。
コツは焙煎終盤で弱火にするか完全に消して、余熱で焼く事です。
実際私たちが行っているのは、まずは水分をしっかり。栗色になるくらいまで6分くらいかけます。
次にイルガの様な高地産の堅い豆は強火で一気に焼く事で膨張率を高めます。この時、一時的にムラになります。
先に色の進んだ豆が目標の少し手前になってから、ガス圧をコントロールし、遅れた豆が追いつくのを待ち
そのまま目標まで進めますと、きれいに焼けますよ。また挑戦してください!!
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