エクアドル／チトSHB

コーヒー豆のグリーンの状態

コスメルメリノは、エクアドル南東部、ペルー国境に隣接するサモラ・チンチペ県チトのコーヒー生産者のコミュニティを代表しています。この地域の農園は家族経営で、70％が男性、残り30％が女性で構成されており、1農家あたりの平均面積は1.6haです。 現在、55のコーヒー生産者がいますが、そのほとんどが非常に貧しく、彼らのコーヒーはエクアドルの国内市場でのみ販売されている状況でした。
CafExportoは、優れたコーヒーを栽培する可能性のある貧しいコミュニティに、新品種（ティピカ・メホ ラードとシドラ）の種を配り、施肥とより良い栽培方法を指導して投資を行っています。また、ドライミル設備も所有しており、高い品質での精製を可能にしています。
品種について：Typica Mejoradoは主にエクアドルで栽培されている非常にユニークな品種です。 一般的には「ティピカ・メホラード」という名前で呼ばれていますが、実はブルボンとエチオピア原種を交配した品種であることが判明しています。ゲイシャのようなクリーンで華やかな風味と、まろやかな口当たりが 特徴と言われており、通常のティピカよりも高く評価されています。 地域について：チトは、古くからコーヒー栽培の歴史がある生産性の高い地域で、年間約150万ポンドのコーヒーが生産されています。最近の新しい植え付けにより、この地域は3年以内に更に680トンの生産量を見込んでいます。チトは、そのコーヒー栽培に向いた良好な気候から、将来的にスペシャルティ コーヒーの生産量を増やすとともに、市場を確立していくことが期待されています。