タイ／COEフォローユアハートコーヒー農園

コーヒー豆のグリーンの状態

農園主のチャレムウォン・ヤパンクーさんはコーヒー農園を初めて間もない20代前半の若き生産者です。元々、首都バンコクのコーヒーロースターで働き、コーヒーに対する知識と経験を積んできたチャレムウォンさんは、タイで生産されるコーヒーの魅力を伝えるべく、またより高品質なタイコーヒーを目指して農園を構えました。国立公園を持つアンポームアンの豊かな森林や水源、そしてこの地でコーヒーを生産してきた素晴らしい生産者たちのコミュニティに導かれ、ひた向きに生産者として歩んでいます。
2023年、タイで初開催となったCup of Excellence。6月28日～7月1日にかけてチェンマイにて国際審査会が開催されました。今年は、62ロットがエントリー、44ロットが国内審査で86点以上の評価を受けて上限の40ロットが国際審査会へ進み、今回の国際審査会で16ロットが最終的にCup of Excellenceを受賞しました。そして8月15日に開催されたオークションでは世界中のバイヤーによる白熱したオークションが執り行われました。
タイは、アラビカの主要産地である北部とロブスタの産地である南部に分かれており、北部は、COE開催都市となったチェンマイの他、チェンライ、メーホーンソーン、ナーンなどが代表的で彼のような新世代のコーヒー生産者が北部に集まり大きな変革期を迎えています。
審査員のカッピングコメント
総合評価： ジューシー , シロップ, 長続きするジューシーなクエン酸, 余韻が長い, 全体的に甘い, 桃, スパークリング
アロマ / フレーバーフローラル：ハニー , マンダリンオレンジ , マンゴー , アーモンド , アプリコット , きび砂糖 , マスクメロン , ハニーデュー , レモン , レモン＆ライム , メープルシロップ , ミルクチョコレート , パイナップル , プルーン , レッドアップル , ストーンフルーツ , ストロベリー , スイカ
酸味：クエン酸、リンゴ酸、ストラクチャーのある複雑な酸味