トップカップテイスター“バラム氏”厳選!『バラムセレクト』

“バラムセレクト”とは

タンザニア品評会のヘッドジャッジを務めたこともあるカップテイスター・バラム氏の元には、タンザニア中のコーヒーが毎日、何百種と集まってきます。毎日そのコーヒーを格付けし、オークションに出品しています。極稀に際立った風味のものが現れることがあります。そのコーヒーは飲んだ瞬間、ピカッと光る印象です。その豆を直接譲ってもらっているのが“バラムセレクト”です。それぞれ数量に限りのある限定商品です。

バラムセレクト エピソード3

第3弾は、タンザニア南西部にあるAbasさん(55)が栽培したものです。妻、7人の息子、1人の娘と子だくさん。コーヒーの収入で3人を大学まで通わせた事を誇りにしています。コーヒー栽培の他、とうもろこし・落花生・豆類の栽培、牛の飼育なども行っています。家族の手で収穫されたコーヒーは、気温にもよりますが、最大72時間発酵槽へ漬け込み、ミューシレージを除去しています。その後アフリカンベッド(高床式)でゆっくりと乾燥しています。バラム2と同じ組合なので、カップはかなり似ています。バラム2と3を並べ、違いが分かれば、鑑定士クラスのカッピング能力があるかも。

バラムセレクト エピソード2

第2弾は、タンザニア南西部にあるOnesmoさん(39)が栽培したものです。妻、中学生3人、児童1人と暮らしています。コーヒー栽培の他、とうもろこし栽培、ヤギの飼育なども行っています。収穫されたコーヒーは、気温にもよりますが、最大72時間発酵槽へ漬け込み、ミューシレージを除去しています。その後アフリカンベッド(高床式)でゆっくりと乾燥しています。アフリカンベッドの良い所は、木材にネットを貼るだけなので、コンクリートを流し込む費用より安くつくのと、土壌菌に汚染される事無く、乾燥時間をゆっくりとるため、生豆の品質劣化速度を抑える事が利点になります。

バラムセレクト エピソード1

第1弾は、キリマンジャロの南東斜面、1,700mに位置するムシンギ組合です。1939年に組織ができ現在3つの村1932人で構成されています。リーダーは3年ごとに選挙で決めています。年間生産量は50t。ティピカの突然変異でさび病に強いケント、そのケントから選抜されたKP423の他、ルイル11を栽培。ファンガスという病気があり、対策としてハイブリッドに植え替えも進めています。持ち込まれたチェリーは木枠に収められ、未成熟をはじく。その後計量し、その場で買い付け。近年、組合でお金を借りてアクアパルパー(果肉除去機)を購入しました。今回送られてきたのは約2tです。産地から2本の動画が送られてきました。ご覧ください。

ムシンギ組合と同組合を援助するラフィキ精選工場(YouTubeが開きます)

農園から送られてくるパーチメントコーヒーを輸出品まで仕上げるラフィキ精選工場(YouTubeが開きます)

“バラムセレクト”が誕生するまでのいきさつ

バラム氏と店長岡崎の写真

バラム氏と店長岡崎の写真2019年タンザニアに買い付け目的で行った時にバラム氏と出会い、滞在期間中ずっと案内してくれました。彼はテイラーウィンチ社(輸出業者)のトップカップテイスターです。毎日数多くのカッピングを共に行い、バラムのカッピングスキルは当然のことながら高く、その能力と彼の人柄を見て、今回だけで終わらすのは勿体ないと思い、「毎日多くのものを飲んでいると、たまにすごいものが出てくるでしょ。バラムが美味いと思う最高のキリマンジャロを日本のファンに味わってもらいたいので、今回だけではなく、この先も案内してくれないか」と伝えたところ、快く了承してくれました。