コスタリカ／エル・セドロ農園ゲイシャ

コーヒー豆のグリーンの状態

農園を運営するホエル・モンへ・ナランホ氏は2012 年に農園を購入し、標高の低いエリアから高いエリアに向かって少しずつ計画的に植樹を始めました。その中でもゲイシャの繊細な味に魅了され、約80%の区画にゲイシャの苗を植樹しました。残りの20%はレッドカツアイ、イエローカツアイ、ティピカなどを中心に栽培しています。
El Cedro 農園はドタにあるケブラディージャスに位置しており、標高は1,850～2,100 メートルあります。
全ての区画でバナナやアボカドなどの原生林を活用した日陰栽培を行っています。気候にも恵まれ、昼夜の寒暖差（約10～25℃）が木々に適切なストレスを与えることで、熟度の高いコーヒーチェリーが実ります。標高が高く厳しい条件でコーヒー栽培を行っているため、適切なタイミングで施肥を行い、注意深く農園を管理する必要があります。日頃の努力が実を結び2020 年のCOE においてEl Cedro 農園のティピカハニーが2 位となり、一躍脚光を浴びました。
同農園への投資には終わりがなく、毎年計画的に行われています。2022 年には日陰に苗床を作ったり、新たな区画に植樹し、今後は雨期でも問題なく農園内を回れるように農道の整備を行う予定です。