エルサルバドル／COEエル・ポルテスエロ農園

コーヒー豆のグリーンの状態

カップオブエクセレンスは、その年に採れたコーヒーの中から最高品質の物に送られる賞です。品評会で勝ち抜いたものは、特有の風味、口に含んだ量感、心地良いアロマと甘さが特長です。完熟した実だけを丁寧に収穫し丹精込めて作られたパカマラコーヒーは、アロマとフレーバーが非常に多様で、明るく綺麗な酸味とジューシーな口当たり、魅惑的な強い甘みが特徴となっています。
チャラテナンゴ北部の山岳地帯、海抜2,100メートルの高地。雲と松林に囲まれた隠れたコーヒーの宝石が眠っています。ドン・ロランド・ウエソとその家族によって設立・経営されているエル・ポルテスエロ農園は、多くの人が憧れながらも、ほとんどの人が達成できないことを成し遂げました。それは、自社のコーヒーを世界最高級品に位置付けることです。
エル・ポルテズエロの物語は、情熱、努力、そして土地への深い敬意の物語です。生まれながらの農家で栽培者であるドン・ロランドは、両親からこの土地を相続しました。彼は家族と共に、コーヒーを植え、夢を追いかけることを決意しました。
恵まれた立地、新鮮な微気候、肥沃な土壌、そして独特の生物多様性のおかげで、エル・ポルテズエロでは、世界中のコーヒー愛好家を魅了するパカマラなどの珍しい品種を栽培しています。
エル・ポルテズエロの一杯一杯には、朝露、熟したチェリーを一つ一つ選別する熟練の手、コーヒーの木々を吹き抜けるそよ風、そして コーヒーを生き方としてきた家族の揺るぎない献身といった物語が込められています。 今日、エル・ポルテズエロは単なるコーヒー農園ではありません。チャラテナンゴにとって、エルサルバドルにとって、そしてコーヒーを真の芸術作品と信じるすべての人々にとって、誇りの象徴となっています。