コーヒーの果肉

コーヒーの果肉

コーヒー豆はコーヒーの実の中から種を取り出したものです。産地では果肉は産業廃棄物となり、その処理に苦慮していますが、土の中にこの果肉を入れミミズに食べてもらうと、これが栄養分たっぷりの良い土になり、それを畑にかえすという夢の様な循環をしている農園をグァテマラのウェウェテナンゴで見ました。聞く所によると、コスタリカでは既にビジネスになっているそうです。

コーヒーの果肉は、完熟実は甘酸っぱく口に入れても嫌な感じはしません。未成熟実は渋味やえぐみがあります。イエメンでは乾燥させた果肉とカルダモンなどの香辛料を煮出したものを飲んでいます。試しに飲みましたが、これはまずかったです。